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健康コラム

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補聴器に高いお金を使ったのに、うまく聞こえない

日本めまい平衡医学会総会

こんなお悩みの方が多いと思います。

補聴器は、買ってすぐにうまくフィットして、きこえがよくなると言うわけにはなかなかいきません。

それは、脳が音の聞こえない状態になれてしまっている為です。

脳は『なまけもの』で現状を変えることに頑固に抵抗します。聴力が悪い状態が続いていると、脳が音の聞こえない状態になれてしまい、補聴器をつけて音が聞こえる状態になると、うるさく感じてしまうのです。それを乗り越えないと、補聴器を使うことが出来なくなります。

そこで、補聴器を使うとき、調整をこんな風にすれば良いと言われています。

まず最初は、目標とする調整値の70%まで音を大きくします。最初から目標値でセットすると、うるさくて補聴器をしなくなることが多いです。逆に70%未満であれば、音はするけど聞き取れなくて補聴器をしたメリットが無く、これも補聴器をしなくなります。補聴器の音には1週間以内にほぼ慣れ、多くは4日以内です。

こうして徐々に大きくして、3ヶ月以内に目標値に到達するようにします。

次に、補聴器を装用する時間ですが、最初から毎日10時間ぐらいはしないと、脳が補聴器の音が入ってくる状態に慣れないといわれています。あまり短いと、結果的に補聴器をしても聞こえないという感じになり、補聴器をしなくなります。

昔は「最初は少しずつ慣れていきましょう」と言って、数時間の装用から始めていたりもしましたが、結局それではうまくいかなくなってしまうことが多かったようです。

最終的には、11時間以上くらい装用できるようになれば良いようです。

従って、こまめに補聴器の音量調整をしながら、毎日長く補聴器を使って、脳に音が入ってくる状態に早く慣れさせることが必要です。

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